/ 雑記帳

DAC4499基板 6枚目組立開始だが...

通算6枚目になるDAC4499基板の組立開始!...
AK4499EQをQuad構成にした音は個人的感想として
凄まじく深い切込みと分解能、瞬発力がある出音でAudio的にも音楽的にも所謂「良い音」だと感じます。
特筆に値する事項としては...
小音量時でも音のディテールが崩れずその表情の変化が感じ取れる事だと思う。
そしてその質感は決して硬質なものでは無く肌触りが素晴らしい。
これを一度聴いてしまうともう戻れない。もう一組増殖しようと画策中です(笑)...
しかしこの基板は部品点数は少ないのですが組立作業はかなり厳しいと感じています。

2つの電源ICのハンダ付けが最初の難所。値段は高価になるがリード付きのパッケージが良いなぁ
老眼が進んでいる自分としてはかなり神経を使う。
このリード無しパッケージのハンダ付けは自分の技量では顕微鏡が必須。
ICとその関連するコンデンサーをハンダ付け後、基板裏側放熱パットにハンダを流し込む前に
電源コネクター部分に仮リード線を付け5Vを入力し規定の電圧が出力されるか?確認している。

AK4499EQのパッケージは128-TQFPでピン間ピッチは0.4mmしか無いが
それでも外側にリードが出ているので何とかハンダ付けは可能でその後の確認は容易だ。
QFP等の狭ピッチのリード部品ハンダ付け解説をWeb上で見ると
「ブリッジは気にしなくて良い。後でフラックスを塗ってコテで撫でれば解消出来る。」というのを良く見る。
しかし実際のところ酷い狭ピッチリード部品でブリッジしたリード部分をコテで撫でると
ハンダがリード付け根に上がっていって更に悪化する場合も多い。
根本まで上ってしまうと普通のハンダゴテの先ではその部分に十分熱を加える事が出来ず
コネくリ回す事となり基板レジストやリードが破損...万事休す的になる場合がある(笑)
コテ先が細くても十分に熱が伝えられるハンダゴテを選ぶ事と
ハンダ付け時にコテ先はフットブリントと部品のリードが接している部分に当てて両者が同じ温度になる様に注意が必要だ。
前述のハンダがリードを登って行く現象はフットプリントの温度が低く
リード部分は温度が高くハンダが解けて流れる温度に先に到達すると起こる。
まぁリードピッチが0.4mmだとリード自体の幅が0.2mmだと接触するワケで当然リード幅はそれ以下の寸法。
コテ先の寸法を考えるとそんな極細のコテ先は存在しないワケでコテの当て方にも工夫が必要(笑)

AK4499-6


余談...組立作業時に基板裏表に傷を付けない様にスペーサーを付けて置くと良いかも...

— posted by くま at 09:18 am  

最近のシステム ブロック図

書いてはいないけどテスト段階で GentooPlayer + DirettaApp も...

Audio-system8



— posted by くま at 06:34 pm  

感謝 m(_ _)m x86_64-upnpgw-kernel-20220604

donutsshop73


donuts.shop73さんありがとうございますm(_ _)m
lightmpd掲示板でも面倒をかけてしまい申し訳なく思っていました。
新しいkernelでビルドしていただいて感謝です。
問題なく音が出て且つ前バージョンより美音だと感じます。

$ telnet 192.168.11.2 8023
Trying 192.168.11.2...
Connected to 192.168.11.2.
Escape character is '^]'.

lightmpd login: root
Password:
# aplay -l
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: CMedia [HDA C-Media], device 0: CMI8888 Analog [CMI8888 Analog]
Subdevices: 1/1
Subdevice #0: subdevice #0

# cat /proc/asound/cards
0 [CMedia ]: HDA-Intel - HDA C-Media
HDA C-Media at 0xf7300000 irq 32
# uname -a
Linux lightmpd 5.17.9-rt17-lightMPDx86_64 #2 SMP PREEMPT_RT Sat Jun 4 09:20:33 JST 2022 x86_64 GNU/Linux

参考リンク  lightmpd/upnpgw x86-64版 kernelにDGXを認識させる

— posted by くま at 03:01 pm  

 

探し出す(笑)

あれ!改造済みI2S横取りサウンドカードはどこへ行った(笑)というわけで掘り出したのですが
そういえばビジネスリースバックPCに合わせてブラケットを切り出していた事を思い出す。
普通のPCへ取り付け固定が厳しいかも知れない。
久しぶりにASUS兄弟DGX,DSXで音を聴いた。
やっぱりI2Sの音は良いと自画自賛である(笑)
M氏からこのI2S信号引き出しが余りに厳しいから新規にサウンドカードを作ったらどうか?
と言われた事があったが個人レベルでその機能を満足するIC類の入手は不可能で諦めた経緯がある。

AAAAAAAA


ピンヘッダーからお気楽kit標準PIN配置でI2S信号が取り出せます。
市販のコネクター付きフラットケーブルで接続する事を前提にしているのでピン配置列が逆になっています。
注意事項としてやなさんの受信基板(絶縁IC使用)の使用時に電源をHDMIケーブルを通じて送信側に行う様にしている場合
このコネクターの1番PINを間違えると色々とマズイです(笑)
参考リンク  フラットケーブルの罠...

dgx


送信基板に電源が供給されているか?LEDで確認出来ます。
この基板への供給電源の質により音質がかなり変わるのが辛いです。
参考リンク  5-3.3shift-Sender#1 等長配線でMCLKを描いて見る。

DGX-SET


参考リンク  改造カードの設定(1) for linux(Archlinux)

— posted by くま at 08:32 am  

x86_64-upnpgw-20220521 アップありがとうございます。

donuts.shop73氏がx86_64-upnpgw-20220521をアップしていたのを見つけて
密かに?Dowaloadして自家用システムのAPU1D4(lightmpd/upnpgw)の旧OSに差し替えてみた。
新しいカーネルなのでどうしても動いて欲しかった!!
以前と同じくブートローダーに一部修正を加える必要があったが見事に起動して問題なく動作しました。
お陰様ですm(_ _)m ありがとうございます。

自家用というのは実は
lightmpd/upnpgw(APU1D4) + Atchlinux rt-kernrl(AMD-Ryzen7+PinkFaunのI2S Bridge)で鳴らしている
我が家のメインシステムである。かなり長い間アップデートしていなかった(汗)
これで...
もしdonuts.shop73さんがPinkFaunのI2S Bridgeカードのドライバーも入れていてくれれば
すごーく久しぶりに純正lighrmpd/upnpgw 2台方式で鳴らしてみたいなぁとか思う。
追記 06/04
donuts.shop73さんがドライバーを追加してくれた!嬉しい。
組み込んで音出し成功 しかも美音!

このニュースを同じシステムで鳴らしているはずのM氏に連絡したら
光リンクシステムにどっぷり浸かっている最中!
RaspberryPi4での出力がメインになっていてI2S横取りカードはお休みしていると!
えーー下手するとこのシステムで音出ししているのは世界で自分だけかも知れない(笑)

参考までにこの普通にArchlinuxをインストールしたPCを MPDをレンダラー化するには
かなり以前のとんぼのめがね氏がみみず工房掲示板に書いたSynphonic MPDをレンダラー化させる方法と同様です。
自分の場合は2LANカードが入っているのでカードの設定は下の様になります。
ハード接続の詳細は同梱のconfファイル上部の図を見れば分かると思います。
設定はこれだけですがもちろんupmpdcliのインストール、
mpdを使った音出しが可能になっていなければなりません。

フロント側LANカード設定
# cat enp7s0f0.network enp8s0f0.network
[Match]
Name=enp7s0f0
[Network]
Address=10.0.0.2/30
Gateway=10.0.0.1
DNS=8.8.8.8
DNS=8.8.4.4

[Match]
Name=enp8s0f0
[Network]
Address=10.0.0.2/30
Gateway=10.0.0.1
DNS=8.8.8.8
DNS=8.8.4.4

プレーヤー側mpd設定
# cat /etc/mpd.conf

# for any other MPD Client
port "6600"
bind_to_address "any"

input {
plugin "curl"
proxy "10.0.0.1:8123"
}

参考リンク  NEW SENDER

— posted by くま at 03:21 pm   commentComment [4] 

100Mへのリンク速度ダウン

某掲示板でスイッチングハブを「100Mへのリンク速度ダウンにて安定する。」という話題があった。
これは自分が経験した限りではlightmpd/upnpgwでも起きていた現象だと思う。
その解決方法としては設定ファイルにLANの速度を100Mに落とす項目が盛り込まれていたはず...
で!
これは作者の意図に反して起きているのか?それとも違うのか?という部分について書きたい(笑)
純自分的意見としてこの原因はソフト的な原因では無いと思っている。
自分の意見としては最近?LAN関連機器、スイッチングハブ等に搭載される節電機能が悪さをしていると考えている。
それを実証する実験方法について思いつかないので(笑)具体的に証明出来ないのが何とも(笑)
ただLANの通信の仕組みとして信号の遅延については余り考慮されていないのでは?と思う。
単位時間あたりで信号に欠落が無ければ良し!みたいな感覚ではないのかなぁと(笑)
だから節電のためにガガガ-と大量にデーターを送って余裕が出来たら休んでみたいな動作をしているのではと?
だからその機能が普及する前に開発されたプレーヤーソフトの一部で音切れが発生するのではないのかなぁ?と

— posted by くま at 09:32 am  

RaspberryPi4 によるDSDファイルの再生

RaspberryPi4 を使用してより美しくDSDファイル再生をするには
どんな接続や方式が良いのか?
スペックだけでは判断するのが難しいかも知れない。
お気楽kitの藤原氏に最近頼みごとが多いのは
この課題の検証用意のためなのであった。 藤原さん申し訳ないですm(_ _)m

とういうわけで掲示板でお願いしていた
SRC4137基板のDoP入力サポートだが本日PICが着弾した!
早速試してみたが上手く鳴らない...
そそっかしい自分はホントにDoPのビットが立っているのか?
問い合わせてしまいました。 藤原さんすいませんm(_ _)m

結論から書くと安定しない鳴らない原因はすべてプレーヤー側に
linuxのドライバーにある様に....
まず32bitハードであるはずのkali-reclockerに当たるドライバーの振る舞いに起因すると
思われます。(他人の責任にする(笑))
Linuxのドライバーとしては
[root@alarm ~]# al
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: sndrpirpidac [snd_rpi_rpi_dac], device 0: RPi-DAC HiFi pcm1794a-codec-0 [RPi-DAC HiFi pcm1794a-codec-0]
Subdevices: 0/1
Subdevice #0: subdevice #0
こんな感じで当たります。ただこのリクロッカー基板は384KHz32bitまでカバーするはずですが
このドライバーでは 192KHz24bitまでしか有効になりません。
なのでrt-kernelをビルドするついでにkernelソースをイジって
384KHz32bitまで動作出来る様にしたはずでしたがそれが良くなかった。
色々イジってみて384KHz24bitまでにすると正常に動作して且つ以前に書いた雑音もしない。
まあ身から出たサビみたいな自爆みたいなそんな理由で上手くいかなかった(反省)

それと...
DoPにせずUSB出力のDDCをRaspberryPi4に接続すればNative-DSDで出力出来るんですね。
それなら何でDoP仕様対応をお願いするんだ!?という事になりますが
これはひとえにGPIOからのI2S出力をDACに入れて音を出したいという所に拘ってという事なんです。
USB出力にすれば出力のサンプリング周波数が半分で済んで本体動作も軽くなるのに
わざわざDoPにする必要なんて」あるの??と言う声が聞こえてきそうですが(笑)
今!DoP出力の宮本笑里のDSDを聴きながらこの記事を書いていますが...USBで出力するより良く聴こえます。
バイアスかかりまくりプラシーボ全開かも知れないけど良く聴こえます。
このために色々ハンダ付けしてイジって接続してここまで来たんです.......

参考までに現状の
mpd.conf 設定抜粋を載せて置きますが間違いがあるかもしれません。
※1.恐らく最後の2行はいらない。
※2.format "384000:24:2" このフォーマット指定は必須
  無いと周期的にザァーというノイズが入る。この点については引き続き解析中

# See: /usr/share/doc/mpd/mpdconf.example
# 0 = regular, uses DSD_U8
# 1 = reserved
# 2 uses DSD_U32_BE
# 3 uses DSD_U32_LE

audio_output {
type "alsa"
name "rpi_rpi_dac"
device "hw:0,0" # optional
mixer_type "hardware" # optional
format "384000:24:2"
dsd_native "yes"
dsd_native_type "3"
}

— posted by くま at 09:14 pm  

やなさんの受信基板のために追加

3.3V出力レギュレーター基板を追加してHDMIコネクター18番ピンへ接続した。
やなさんのI2S-HDMIコネクタ差動信号受信基板に絶縁ICが搭載されているので
そのICを挟んでGNDが独立した電源が送信基板側と受信基板側に必要になる。
この辺を他の方々はどの様に実装しているのか?ネット上で見た事が無い。
スマートで音が良くなる。そんな例があれば真似したい(笑)

add1


ソケットを付けていて取り外しが可能な様にしてある。

3-3V



参考URL  I2S-HDMI基板への電源供給は

— posted by くま at 11:59 pm  

 

Raspberry Pi Zero サイズ DAC 基板 RBD-P5122+ ZERO マスタークロック出力

LINUXCOMさんにお願いして
40MHz系クロックに載せ替えて販売していただきました。

参考URL RBD-P5122+ ZERO WMOの発振器の45M/49M基板

なのでBossDACのドライバーが当たります。
[root@alarm asound]# alsacap
*** Scanning for playback devices ***
Card 0, ID `BossDAC', name `BossDAC'
Device 0, ID `Boss DAC HiFi [Master] pcm512x-hifi-0', name `Boss DAC HiFi [Master] pcm512x-hifi-0', 1 subdevices (1 available)
2 channels, sampling rate 8000..384000 Hz
Sample formats: S16_LE, S24_LE, S32_LE
Subdevice 0, name `subdevice #0'

HDMIコネクタI2S信号送信基板を取り付けるためサブ基板を重ねています。
送信基板は自家製で絶縁IC搭載です。
送信側(DAC側)とRaspberryPi4側にLEDを取り付けて電源が供給されているか?
一目で分かる様にしています。

サブ基板には電源供給の中継の役割も持たせています。

addc



PCM5122


上部に搭載しているHDMIコネクタ絶縁型I2S差動信号送信基板のラズパイ側の電源として
お気楽さんのレギュレーター基板を取り付けてある。(絶縁IC使用のため)
何でこんな面倒な事をやっているんだろうとか最近思う事がある。たぶん疲れているから(笑)

SAB-1


※水色の線が MCLK になります。I2S送信基板との接続部分のピン配置はお気楽kit系に合わせてあります。

pizerolong





— posted by くま at 01:21 pm  

DAC4499kit 5枚目無事動作

お気楽さんのDAC4499基板5枚目に何日か前から取り組んでいたのだが
本日何とか完成して今!火を入れて無事動作を確認出来た。
この基板の組立は部品代金が高額になる事もあって毎回緊張する(笑)
コネクターの向きや基板バグの修正、自家用システムに合わせた配線追加など
まとめようまとめようと思いつつ...ついに5枚目へ(笑)

5maime



— posted by くま at 02:11 pm  

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